視力を失っている人の照明パターン
ドライアイから眼を悪くしないためには、避けて通れないのが照明の明るさです。
前回はディスプレイメーカーによる、パソコン作業の環境の明るさの問題を紹介しました。
ドライアイ・VDTワークの視力低下の原因は簡単です。
■パソコンの作業をする時の部屋が無駄に明るい
視力を失っている人の照明パターンも同じです。
パソコン作業の部屋は明るくしない。これ鉄則です。
これは、平成14年というちょっと古い厚労省の基準があります。
新しい「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」の策定について
この中に (1)照明及び採光 という項目があります。
イ 室内は、できるだけ明暗の対照が著しくなく、かつ、まぶしさを生じさせないようにすること。
これは、パソコン作業では部屋を暗くするということですね。
部屋を明るくすればするほど、明暗の差ができるのですから。
眩しさ明るいから眼への負担が大きいわけです。
■そして具体的な数値もあります。
ロ ディスプレイを用いる場合のディスプレイ 画面上における照度は500ルクス以下、 書類上及びキーボード上における照度は300ルクス以上とすること。
また、ディスプレイ画面の明るさ、 書類及びキーボード面における明るさと 周辺の明るさの差はなるべく小さくすること。
モニター画面付近のの照度(明るさ)は500ルクス以下。手元(書類、キーボード)付近は300ルクス以上。紙作業もなく、ブラインドタッチができれば300ルクスの必要もありませんが。
つまり300lux(ルクス)〜500ルクスの間で、「ディスプレイ画面の明るさ」〜 「なるべく小さくすること。」 となります。
これらは、あなたの環境に合わせる必要があります。でも一般的なオフィスで、300lux(ルクス)〜500ルクスということはまずありません。
これは建物が建築される際に、建築基準に則って照明も配置されるからです。※私の以前の職場では、PCルームで700ルクス。
もっとも明るくても、500ルクス。かつ、■ 周辺の明るさの差はなるべく小さくすること。
ということですから、500ルクスよりも明るい部屋は、暗くする必要があるということです。
ハ ディスプレイ画面に直接又は間接的に太陽光等が入射する場合は、必要に応じて窓にブラインド又はカーテン等を設け、適切な明るさとなるようにすること。
これらは自然に行っていると思います。外から光が入れば、ブラインドなりカーテンを閉めますよね。
なぜ閉めるのか?
明るいと見えないからです。
ものすごくシンプルな話ですよね。
パソコン作業で視力を失いたくなければ、明るい部屋では絶対に作業をしない。 これが賢い方法です。
当然、あなたのパソコン環境が暗ければ、明るくするという場合もあります。
つまり、あなたの環境がわからないのに、「明るく」、「暗く」という2択自体が、意味のないことなんですね。
あくまで、現代では照明が不足する場面がないので、「暗く」したほうが良い場合が多いと言うだけです。はい。
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